Thursday, August 31, 2006

利息制限法

 
利息制限法、(りそくせいげんほう;昭和29年5月15日法律第100号)とは、金銭を目的とする消費貸借上の利息の契約及び賠償額の予定について、利率(ないし元本に対する割合)の観点から規制を加えた日本の法律である。
 
 

金銭を目的とする消費貸借上の利息の契約は、その利息が次の利率(単利。以下「制限利率」とする。)により計算した金額を超えるときは、その超過部分につき無効である(本法1条1項)。

  • 元本が100,000未満の場合 年2割(20%)
  • 元本が100,000円以上1,000,000円未満の場合 年1割8分(18%)
  • 元本が1,000,000円以上の場合 年1割5分(15%)

例えば、2004年(閏年)1月23日に500,000円を返済期日同年9月23日、利息年54.9%の約定で貸し付けたとすれば、約定どおりであれば返済期日に元本500,000円と245日分(初日も1日として取り扱う。

 

最高裁昭和33年6月6日判決民集12巻9号1373頁)の利息183,750円(500,000×0.549×245÷366=183,750)の合計683,750円の返済を受けられるはずであるが、利息の契約は制限利率年18%を超える部分につき無効であるため、元本500,000円と利息60,245円(500,000×0.18×245÷366=60,245)の合計560,245円の返済しか請求できない。

Monday, August 28, 2006

キャッシング(消費者金融)の基礎知識

融資(ローン)とは、銀行などの金融機関が、利息(金利)を得る目的で、会社、個人などの資金需要者に金銭を貸し出すこと。

貸し手側から見ると債権資産)、借り手側から見ると債務(負債)となる。 また、貸し手側を債権者、借り手側を債務者という。

同様の、個人向けの小額のサービスはキャッシングともいう。

一般には消費者金融ともいわれる。

近年、貸しすぎやグレーゾーン金利の問題などで世間を騒がせている。

以下、関連する法律やキャッシング(消費者金融)の歴史などについて、書いていく。

Tuesday, August 15, 2006

今日は

MASHのシーズン9の第14話 Oh How We Danced. を見ました。
 
あ。シーズンというのは、アメリカドラマの用語ね。
 
だいたい、アメリカのドラマは9月に始まり、2~3月まで22~4話程度を放送します。
 
これが1シーズン。シーズン中でも、話数が足りないので、そういうときは再放送が当たり前です。
 
だから、コマーシャルとか次回予告でも、次の回は新作ですよ、と入っています。
 
シーズン間は、当然再放送のみです。
 
イギリスでも大体似たようなシステムなのですが、こちらではシーズンのかわりにシリーズという用語も使います。
 
一方でアメリカではシリーズという場合、「その年のワンセット=シーズン」ではなくドラマそのものを指すので、イギリス人とアメリカ人が話すと混乱することがあるようです。
 
イギリス人「スタートレックの新しいシリーズ(シーズン)にさ・・・」
アメリカ人「スタートレックの新しいドラマ? そんな話聞いてねーよΣ( ̄□ ̄;;|||」
 
それはともかく、MASHのシーズン9の第14話 Oh How We Danced. 
 
結婚記念日も戦場で過ごさないといけない軍医たち。
 
くさって一人でお酒を飲んでいると、同僚がしつこくパーティに誘ってくる。
 
最後はトリックでもってパーティ会場(つってもいつもの食堂テントだけど)にいくと、
 
そこには同僚が送ったカメラで撮影された、妻と子供のフィルムが上映されたのだった。
 
とそれだけの話なのですが、これがいいんです。
 
今のドラマだったら音楽とかカメラアングルとかこりにこってコテコテに演出してしまうところを、
 
コメディとしてのうそ臭さもかばうこともせず、ただただただ普通に、フィルムを見て妻子を思って涙する男を移す。
 
その作為の無さが、かえって感動の質を深めるといいますか・・・。
 
マッシュ、日本でもやればいいのになあ・・・。
 
 

Tuesday, August 08, 2006

M*A*S*H と書いてマッシュと読む。

朝鮮戦争時の、アメリカ陸軍移動式野戦病院部隊のお話。

M*A*S*H (TV series),というのは、Mobile Army Surgical Hospitalのこと。

つまり、アメリカ陸軍移動式野戦病院部隊。

元は68年に発表された小説で、70年に映画化され、その人気を元に、72年にテレビドラマ化された。

83年までおよそ11年間アメリカのお茶の間をぎわした国民的番組。

戦争映画といっても、元はコメディで、テレビシリーズも30分でいわゆるラフトラック のついたシットコム(ポテト・カウチの出来るコメディ)として作成された。

最初は、絶望的な状況下でやけっぱちな行動を取るキャラクターたちのはちゃはちゃぶりなギャグを描写するコメディだったけれども、シーズンが進むにつれ、反戦的な内容の来い内容になっていく。

といっても、政治的なものではなく、たとえば主人公が「あんたがたが兄ちゃんを治して戦場に送り返したから、兄ちゃんは死んじまった。お医者さんは患者を助けるのが仕事じゃないの。お兄ちゃんを帰して」という手紙を受け取ってしょぼんだり、というような感じ。

それも、センチメンタルなメロドラマにおぼれず、きちんとコメディも進行させるから、ラフトラックからの笑い声が聞こえていても、見ているこっちは泣いてしまう、というシーンも沢山ある。

明日以降は、M*A*S*H のお気に入りエピソードなど・・・。